こんにちは!水彩画アーティストのあーちゃんです。
水彩画始めたいんだけど、どのブランドの絵の具がいいくま?
いっぱいあってどれを選んだらいいかくまってるんだ。
水彩をこれから始める初心者でも失敗しない絵の具の選び方を教えて。
このブログでは、
これから水彩を始めようとしている人にむけ、初心者でも扱いやすい水彩画おすすめ絵の道具ブランドを厳選してご紹介しています。あなたの絵のスタイルに合った選び方についても詳しく解説しているので、あなたにぴったりの絵の具が見つかるはずです。
また、わたしが実際に使って感じた利点や注意点などのレビューもしながら、失敗しない絵の道具選びのお手伝いができたらと思います。水彩画を始めるきっかけや参考として、ぜひ最後までご覧ください。
では、早速おすすめの絵の道具ブランドを見ていきましょう!
水彩画おすすめ絵の具の【選び方ポイント】
水彩画を始めたい方や道具を揃えたい方のために、絵の道具選びは作品の仕上がりや描きやすさに大きく影響します。この記事では、初心者の方が選ぶ際に意識したいポイントについて詳しく解説します。
初心者におすすめ!水彩画絵の具の選び方
水彩絵の具だけでなく、絵を描くときに必要な道具も一緒にご紹介します。この道具があれば、あなたも今から始められますよ。それでは一緒に見ていきましょう!
1. 絵の具:【透明水彩と不透明水彩の違い】
水彩絵の具には透明水彩と不透明水彩があります。
透明水彩は水彩画らしい淡く繊細な質感を楽しめます。反対に 不透明水彩は色がしっかりつくため、くっきりとした表現ができますが、色を重ねたときに下の色が消えて見えなくなります。水をたっぷり使う透明水彩は技術が必要ですので、初心者には不透明水彩の方が使いやすいでしょう。とは言え、表現したい絵柄から選ぶのが一番楽しいので、あくまで参考として頭に入れておいてください。
透明と不透明があるんだね~!!知らなかったよ~
小学校の時に使っていたのはどっちくま?
あれは不透明水彩だよ!
重ねて塗ったときに下の色が見えたほうが好きか、見えないほうがすきか、好みによって使い分けができるね。
上が不透明水彩(サクラ)、下が透明水彩(ホルベイン)だよ!
色は全く同じではないけど、赤で検証実験。
どちらも発色も伸びもよくって使いやすかったよ~
やっぱり学校で使うサクラはパキッとした発色で、伸びが抜群!!✨
大人になって使うとこんなに使いやすかったんだ~と改めて実感。
ロングセラー商品、さすがのクオリティです!!
2. 筆:【用途に合った形とサイズを選ぶ】
水彩筆には、ラウンド(丸筆)、フラット(平筆)、フィルバート(平筆ラウンド型)などの種類があります。初心者には、ラウンドタイプの筆が万能で使いやすいためサイズは5〜10号程度があれば、細かい部分から広い面まで対応できます。セット販売だと何号を買おうか・・・などと考えなくていいのでおすすめです。実際にわたしはセットの筆が便利だと思いました。
また、20号を1本買って使いまわすというのも一つの手です。 この場合、少しテクニックがいるので練習が必要かもしれませんが広い面を塗ったり、大きい作品を描くのには適しています。また、穂先を使っていろいろな表現もできます。
ナイロン製と天然毛製とありますが、ナイロン製は扱いやすくお手入れが簡単・かつリーズナブルなので、初めての方にはナイロン製が向いています。わたしが失敗したのは、最初から天然毛製を選んだことです。扱いが難しく思うように筆が動かせませんでした。形から入るタイプなんです。考え方は人それぞれですが、長く使えるようにと思って値が張る天然毛製を選んでも使いこなせなければ宝の持ち腐れ。あなたにはわたしのように失敗してほしくないので、ナイロン製をおすすめします。
天然毛には、イタチやテン、りす毛を使っているよ。
上から20・8・6・4・2・0号と並べてみたよ
個人的にどちらも使いやすくって好き!
短いのがもち心地がいいから手が小さい女性にはいいかも!
逆に20号は水含みがよくていろんな表現ができるよ~!
3. 水彩紙:【厚さと表面の質感に注目】
水彩紙は、紙によって厚みと質感が違うため、作品の雰囲気に合わせた紙選びが重要です。 初心者には厚み「300g/m²」程度の水彩紙を選ぶと、紙が波打ちにくく、安定して描けます。
また、表面がツルツルした「細目」や、少し粗めの「中目」、表面の凸凹がある「粗目」があり、初心者には「中目」の紙が扱いやすくておすすめです。水彩紙は値段が高いものも多いので、練習用途には比較的安いもので練習したほうが良いでしょう。
おすすめはこちら↓
アクアパッドは十分な厚みはあるのに、コスパがよく、練習にもってこいです。サイズがコンパクトなのも始めやすくていいですね。
へ~!紙には厚さの違いがあるんだね~
でも厚みでそんなに違いがでるのかな~??
実際に描いてみたよ!
わたしも初心者のときに、波打って水溜まりになっちゃって絵がうまく描けなくて困った~💦
水張りやマスキングで多少はカバーできるものの、やはり難易度高め・・
だから今は色を試すように使ってるんだ♬
4. パレット:【素材で選ぶ】
水彩パレットには、プラスチック製・アルミ製・陶器と、大きく分けて3種類あります。
プラスチック製は軽くて持ち運びに便利で安価ですが、パレットに色うつりしやすいのが難点ですのであまりおすすめしません。小中学校の授業でも使っていたのがプラスチック製です。100均にも売っています。
アルミ製はプロが使っている一番おすすめのパレットです。ホーロー加工されているものが多く、色うつりもしにくく、扱いやすいです。プラスチック製には劣りますが、比較的軽く持ち運びにも問題ないです。わたしもこれをメインに使っています。穴の数と絵の具の数が合うように購入してください。わたしがよくやってしまう、うっかりミスです。あなたは大丈夫だと思いますが、気を付けてください。
陶器製はおうちで使いたい方やメンテナンスのしやすさを求める方におすすめです。ただし割れてしまう可能性があるので、取り扱いには要注意です。
ぼくは家で使うから陶器にしようかな?
5. 水入れと雑巾:【必須用品】
水彩画にはたくさんの水を使うため、水入れは既存のものがあると便利です。きれいな水用・筆を洗う用と分けて使いましょう。プラ容器や空き瓶などで代用できるので、最初はそれで十分でしょう。こちらも100均に売っています。また、筆を拭いたり、余分な水分をぬぐうための雑巾やティッシュも手元に用意しておきます。使い方次第で絵の仕上がりに差が出ます。またティッシュは絵を描くときにも使用しますので必須です。
わたしは空き瓶を使っていたよ!
おしゃれな空き瓶だとテンションがあがるね。
発色と耐光性で選ぶ!水彩画絵の具の選び方
水彩画の絵の具を選ぶときに、初心者でも簡単に見分けられる「発色」と「耐光性」に注目することで、描きやすさや仕上がりが良くなります。それぞれの特徴を初心者目線で見ていきましょう。
1. 発色の良さってどういうこと?
これは、絵を描くときにとても重要で、発色が良いなら少しの絵の具でも綺麗な色が出るので、重ね塗りをする水彩画にぴったりです。「ホルベイン」や「ウィンザー&ニュートン」は、水彩絵の具メーカーで最もポピュラーな絵の具ブランドです。発色の良さと透明感に特化しているため、初めてでも色を表現しやすいです。
発色のいい絵の具がいいんだ~!
だけどますます迷うくま~
2. 耐光性はどれくらい必要なの?
耐光性とは、絵を描いた後に色あせしにくいかどうかの目安です。 窓辺など日光が当たりやすい場所に飾ると、光の影響で色が退色してきてしまいます。耐光性のある絵の具を選ぶと、色が長く持ちやすいです。
絵の具には「耐光等級」があるものもあり、この等級が高いものほど色あせしにくい特徴があります。 頻繁に飾る予定がなくても、「長く保存したい」「家族や友人に贈りたい」作品には、耐光性が高い絵の道具を選ぶと安心です。
せっかく頑張って描いた作品が、数年後消えかけていたら悲しいね
水彩画用の保護スプレーを上から吹きかけるとより長持ちするという情報は知っておいて損はないです。
3. 発色と耐光性、どちらを優先すればいいの?
初心者の方は、まず発色の良さを重視するのがおすすめです。 発色が良いと、水彩の透明感や色の重なりが分かりやすく、描写が増します。 耐光性は、ある程度のものでいいですが、特に作品を長期保存したい場合は少し意識する程度でOKです。
やっぱり最初は発色のよさで選んだらいいんだね!
扱いやすさで選ぶ!水彩画絵の具の選び方
初心者の方が水彩絵の具を選ぶ際に重視したいのが「扱いやすさ」です。 慣れていないうちは、発色や混色がしやすく、筆に適度にのびる絵の具を選ぶことで、スムーズに描き進められます。ここでは、使いやすさに注目して解説します。
1. 発色の良さと透明感
先ほども説明しましたが、水彩画では発色の良さや透明感が特に重要です。透明度の高い絵の具は重ね塗りに適しており、初心者でも綺麗な色のグラデーションが出しやすくなっています。また発色がいいと少しの絵の具でも綺麗に色が出せます。
ぼくはきれいなグラデーションが描きたいんだ~♬
2.絵の具の伸びやすさ
水彩画は水で溶かして使うため、絵の具が水とよくなじみ、スムーズに伸びることがポイントです。 伸びの良い絵の具は、色ムラが出にくくなり、画面に一体感を持たせるのに役立ちます。伸びやすさは、実際に塗ってみないとわからない部分もありますので、チューブタイプの少量セットを購入してみてもいいですね。
3. カラーバリエーションとセット内容
初心者には、基本色が揃った12色セットが最適です。少ない色の数でも十分に色を使えるため、混色を楽しむことができ、絵を描く楽しさも広がります。中には、パレット一体型や、水筆ペンや線画用ペンがセットになっているものもあります。目的と用途に合わせて選ぶとよいですね。
ん!これ便利そうだし始めやすそう!
4. ブランドとコスパ
最初のうちは手軽でコスパのいい絵の具が良いでしょう。ホルベインや呉竹のような、日本のブランドは品質が高く、リーズナブルで手に入るため人気があります。また、海外ブランドでも、ウィンザー&ニュートンの 「コットマン」シリーズのように価格と品質のバランスが良いものもあるので、予算に合わせて選んでみてください。
私が初めて購入したのは呉竹の12色セット。自然な色味がお気に入りなんだ♬
5. チューブタイプか固形タイプか
水彩絵の具にはチューブタイプと固形タイプ(パン)があります。 初心者には、少量ずつ使いやすい固形タイプがおすすめです。 固形絵の具は収納や持ち運びがしやすいため便利です。 慣れてきたら、チューブタイプにも挑戦してみましょう。
扱いやすさで絵の道具を選ぶ際には、発色の良さ、伸びやすさ、セット内容、価格帯、形状などに注目しましょう。 少しずつ使いながら、自分に合った絵の道具を見つけるのも、水彩画の楽しみです。
価格と品質で選ぶ!初心者向けブランドランキング
水彩画を始める際、どのブランドを選べば良いか考えることは多いです。初心者向けは、価格と品質のバランスが重要です。ここでは、コストパフォーマンスが良く、初心者にも扱いやすい水彩絵の具をランキングで紹介しています。初めての方でも手に取りやすいブランドを見つけて、楽しく水彩画を始めましょう!
価格と品質で選ぶ!初心者向けブランドランキング
1.ホルベイン
初心者向けおすすめ度:★★★★★
●品質
- 発色の良さ:色鮮やかで透明感が高く、1色ごとの発色が非常に良いです。重ね塗りやグラデーションも綺麗に表現できるため、初心者でもプロのような仕上がりが目指せます。
- 顔料の純度:高品質な顔料を使用し、不純物が少ないため、色の持ちや発色が長持ちします。画面上に安定して塗ることができ、色が混ざったときの変化もコントロールしやすいです。
- 耐光性:高い耐光性があり、光に強く退色しにくいです。長期間の保存や展示をする際も、色が劣化しにくいので信頼できます。
- 塗り心地:柔らかく滑らかな塗り心地で、筆の滑りが良いです。薄塗りや濃淡の調整もしやすく、様々な表現に対応できます。
- 色数の豊富さ:カラー展開が非常に多く、透明水彩で110色以上が揃っています。細かな色彩のニュアンスを表現したい方におすすめです。
ホルベインは発色がいいんだ!
でもチューブなんだね。
●価格
【 単色チューブ】
- 5mlチューブ:1本あたり約300~400円
- 15mlチューブ:1本あたり約500~700円
【セット商品】
手に取りやすい価格ながらも発色がよく、初心者からプロまで広く愛用されています。また、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいです。特にチューブタイプが人気で、絵の具がムラなく広がるため初心者でも扱いやすくなっています。また、国内で入手しやすいため、長く使い続けるのにぴったりです。セットの価格は販売店によって若干異なりますが、コスパの良い製品といえるでしょう。
2. 呉竹(くれたけ)
初心者向けおすすめ度:★★★★☆
●品質
- 発色の良さ:鮮やかで深みのある色調、日本画や和風の作品に最適
- 塗り心地:滑らかでムラが出にくく、初心者から上級者まで使いやすい
- 色の持ち・耐光性:耐光性はやや低めで、長期間の展示には注意が必要
- 独特の仕上がり:マットな質感があり、和風や落ち着いた色合いに向いている
●価格
【固形水彩絵の具セット(スクール用)】:14色セットで、価格は約2500円程度
子ども用やスケッチ用の簡易セットとして手軽に使えます。顔彩に比べ、発色が優しめで使いやすい仕様になっています。水筆とペンが付属なのもうれしいポイントです。
【呉竹「顔彩耽美」シリーズ】
- 12色セット:約1,300円
- 24色セット:約2,000~2,500円
- 36色セット:約3,000~4,000円
- 48色セット:約4,000~5,000円
- 100色セット(特別版):約2万2,000円
- こちらが呉竹の代表的な固形水彩パレットで、伝統的な「顔彩」を基にした固形絵の具シリーズです。顔彩耽美は、従来の透明水彩と少し異なり、顔彩独特のマットな仕上がりが特徴です。日本画や和風イラストに適しているため、日本独自の色合いを生かしたい方におすすめです。
価格がリーズナブルなので初めての人にもぴったりです。学生から大人まで幅広い層に愛用されており、コストパフォーマンスが抜群です。呉竹の透明水彩絵の具は単色販売が少なく、ほとんどがセットで提供されています。
3. ウィンザー&ニュートン コットマンシリーズ
初心者向けおすすめ度:★★★★☆
●品質
●価格
【チューブタイプ】
絵の具をパレットに出して使いたいときに便利です。
- 8mlチューブ:1本あたり約300~500円(色によって価格差があります。ここでは透明水彩と不透明水彩両方を参考程度に載せておきます。)
コットマンシリーズには多様なパレットセットがあり、特に旅行や外出先でのスケッチに適しています。
携帯性に優れ、外出先でのスケッチに最適なコンパクトサイズです。
●コットマン・トラベルキット(8ml 12色セット):コンパクトセットで、約4,500円程度
このタイプは小さなパレットや筆もセットになっていて、旅行や野外での使用に便利です。
以上のように、それぞれのブランドには異なる特徴や強みがあり、どれもとても人気があります。あなたのお気に入りがきっと見つかるはずです。ぜひ買って使ってみて感想を教えてください。
これも固形だ~!筆までついていていいな♡
【初心者でも失敗しない】水彩画おすすめ絵の具の選び方
初心者が水彩画を始める際、どの絵の道具を選ぶのが良いか考えることが多いですよね。 絵の道具選びは、画材の質だけでなく、使い心地やコストパフォーマンスにも関わる重要なポイントです。失敗しない水彩絵の具の選び方について、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
色の混ざりやすさと発色の良さで選ぶ!
水彩画を始めるとき、特に気になるのが色の混ざりやすさと発色の良さです。 色が使いやすい絵の具は、思い通りの色を作りやすく作品に自然に馴染むことができます。良い絵の具は、絵の印象をより明るく見せ、初心者でも美しい仕上がりを実現できます。この2つのポイントを重視して、初心者に向いた絵の具の選び方を解説します。
色の混ざりやすさ
色が滑らかに混ざるかどうかは、絵の具の品質や顔料の特性によります。「重ね塗り」に挑戦する場合、透明感のある色が重なりやすいタイプを選んでいいと思います。 ホルベインやウィンザー&ニュートンの「コットマン」シリーズなどは、色がきれいで分かりやすく、思い通りの色を作りやすいのでおすすめです。
発色が良い
絵の具の発色の良さもあり、手早く作品を仕上げる事が重要です。 発色が良いと、少ない量の絵の具でもしっかりと色が出るので、紙の上で色が映えます。ダニエル・スミスやシュミンケの「ホラダム」シリーズは、色が強く出やすく、発色に優れているため、少量で美しい色合いを楽しめます。
ここにも発色のいい絵の具はっけ~ん!!!
初心者におすすめのブランド
初心者は、「色の柔らかさ」と「発色の良さ」のバランスがいいブランドから選ぶと失敗が少ないです。
ホルベインやウィンザー&ニュートンのコットマンシリーズ、または、呉竹の透明水彩シリーズも、扱いやすいです。綺麗な発色が楽しめるので初心者に向いていますよ。
水彩紙や筆との相性で選ぶ!
水彩画を美しく仕上げるためには、絵の具と水彩紙、筆の相性も重要なポイントです。 絵の具ごとに特性が異なるため、水彩紙や筆に合ったものを選ぶと、色の発色や色合いがよくなります。相性を意識して選ぶと描きやすさが向上していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
水彩紙との相性
水彩紙には、一般的にコットン100%の紙と、セルロースやパルプ製の紙があります。特に発色の良い絵の具を使う場合には、コットン製の水彩紙がおすすめです。しかし高品質なだけに価格は上がります。反対に、セルロースやパルプ製水彩紙は比較的リーズナブルで絵の具が紙の表面で乾きやすい特徴があります。
コットン配合のホワイトワトソンは、とっても描きやすくておすすめだよ!
筆との相性
筆も、水彩絵の具と相性の良いものを選ぶと描き方がアップします。 柔らかめの筆は水をたっぷり含むため、淡く柔らかな表現に適しており、透明で使いやすさのある絵の具と相性がいいです。例えば、ウィンザー&ニュートンの「コットマン」や呉竹の透明水彩などは、柔らかい筆と合わせると、繊細なグラデーションが描きやすくなります。
また、少し硬めの筆はコントロールがしやすく、細かい部分や描き込みに適しています。 しっかりと発色する絵の具を使う場合は硬めの筆を選ぶと、色の輪郭がはっきりと出せます。
絵の具だけでなく、水彩紙や筆との組み合わせも工夫することで、水彩画がより美しく描けるようになります。
使っていくうちにわかってくるから、今は気になったものをどんどん試してみるのがおすすめだよ。
ブランド別の特徴から選ぶ!
水彩絵の具はブランドごとに特徴があり、選ぶ際に重要なポイントになります。きっとあなたに合った絵の具が見つかります。代表的なブランドをいくつか紹介しますね。
1.ホルベイン
日本製の高品質な水彩絵の具で使用され、初心者からプロまで広く愛用されています。 発色がよく、透明感のある仕上がりが特徴です。 カラーバリエーションが豊富で、使いやすさにも定評があります。 価格も比較的手頃で、コストパフォーマンスに優れているため、長く使いやすいブランドです。
2.ウィンザー&ニュートン(コットマンシリーズ)
イギリスの名門ブランド、ウィンザー&ニュートンのコットマンシリーズは、特に透明感が高く、発色が美しいのが特徴です。初心者でも使いやすい価格帯で、絵の具の質感や色の発色にこだわる方におすすめです。プロフェッショナル・ウォーターカラーシリーズもありますが、コットマンシリーズは、価格と品質のバランスが取れているため、初心者にも扱いやすいです。
3.呉竹
日本で長い歴史を持つブランドで、和風の色合いや優しい印象のカラーが豊富です。 特に顔彩シリーズは、絵手紙にも適しており、柔らかい表現を得意とする方に人気です。使いやすい価格帯で、日本独特の色彩をお楽しみいただけます。
4.ダニエル・スミス
高品質な絵の具で、特に「プリマテック」シリーズが有名です。このシリーズは、自然鉱物から抽出された顔料を使用しており、粒子感や色の変化が非常に個性的です。発色が強く、上級者におすすめですが、初心者でも少しずつ取り組むことでユニークな色彩表現を楽しむことができます。
5.サクラ
日本で非常に人気のあるブランドで、学校などでもよく使われています。初心者にも使いやすく、比較的リーズナブルな価格帯で購入できます。発色が安定しているため、手軽に水彩画を始めたい方にぴったりです。
まとめ
この記事では、初心者の方に向けて初めてでも失敗しない水彩絵の具の選び方についてお伝えしました。あなたがピンと来た絵の具はあったでしょうか? 水彩絵の具は、ブランドや品質によって発色や使い心地が違い、何を基準に選べばよいか悩むことも多いでしょう。ここで紹介したブランドは、どれも手に取りやすい価格で使いやすいので、初心者の方でも安心して選んでいただけるものばかりです。
まずは基本の色12色を揃えて、少しずつ自分にぴったりの絵の具を見つけていきましょう。そうすることで、描きたいイメージに近づき、あなたのスタイルに合った水彩の楽しさをじっくり味わうことができるはずです。おうちで使うのか、外出先で使いたいのか、使うシーンを意識して買うのもおすすめです。
たくさんの情報ありがとう!
絵の具選びだけじゃなく、必要な道具の情報も満載で、ぼくのような初心者にやさしい内容だったよ。これで水彩を始められそうくま♬
役に立ててよかった。
気になるブランドや絵の具をチェックして、今日から水彩画の世界に踏み出してみよう!