水彩画での海の描き方!初心者でも白ペンとマスキングで瑞々しく描く4手順

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水彩画で「海」を描く方法完全ガイド!初心者でも白ペンとマスキングで瑞々しく描く4手順

あーちゃん
あーちゃん

こんにちわ!透明水彩で癒し系動物アートを描いているあーちゃんです。

【この記事でわかること】
・水彩画で海を描くときに初心者が失敗しやすい3つの原因
・ホルベイン24色セットから厳選!濁らない海を描くための3つの青
・太筆1本と白ペンでできる「空と海と砂浜」の超かんたん4ステップ
・一気にプロっぽく仕上がる明暗コントラストと筆遣いのコツ

旅行先で見た美しい海を水彩画で残したい」「透明感のある爽やかな青を表現したい」と思ったことはありませんか?
しかし、いざ描いてみると絵の具がムラになったり、色が濁って重たい印象になってしまいがちです。

実は、パレットにある綺麗な青をそのまま活かせば、難しい混色をしなくても驚くほどみずみずしい海を描くことができます!

この記事では、太筆1本ホルベイン24色セットを使い、初心者でも失敗せず透明感あふれる海を描く4つのステップをプロが分かりやすく解説します。

こまっくま
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あこがれの・・・海が♡描けるようになるの⁈✨

あーちゃん
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なるよ~!一緒に見に行こう!

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もくじ

水彩画で「海」を描くのが難しいと感じる3つの原因

(📸画像指示:青空と水平線、そして手前に白い波が立っている美しい海の完成イラスト写真を1枚挿入する)

「海を描くと、どうしても不自然で重たい絵になってしまう……」という場合、多くの初心者さんが次の3つの落とし穴にはまっています。

原因1:広い空と海が綺麗なグラデーションにならずムラになる

海や空のような広い面積を塗るとき、何度も筆を往復させて絵の具をいじっていませんか?
水彩絵の具は、一度乾き始めた部分に触ると、境界線がクッキリ浮き出て汚い「ムラ」になってしまいます。

原因2:波しぶきの「白」を塗りつぶしてしまい透明感が消える

海の瑞々しさを表現する一番のポイントは、太陽の光を浴びて白く輝く「波しぶき」です。
しかし、最初に画面全体を青く塗りつぶしてしまうと、あとから白を綺麗に出すことができず、平坦な絵になってしまいます。

原因3:何色も混ぜすぎて海岸や深海の色の境目が濁ってしまう

浅瀬の明るいエメラルドグリーンや、深海の濃いブルーを表現しようとして、たくさんの色を混ぜていませんか?
水彩絵の具は混ぜるほどに透明感が失われ、画面がどんどん濁ってどす黒くなってしまいます。

【あーちゃんからのメッセージ:失敗は成功のもと!】

じつは私も、水が多すぎてバックラン(カリフラワー模様)になってしまったり、「次はどこに色をのせよう、何色にしよう」ともたもたしているうちに紙面が乾いてしまい、うまくいかなかったことが何度も何度もあります。

正直、やはり何度も失敗してコツを掴むほかないと思っています。
筆の水分調節や色をのせるタイミングって、やっぱり経験を重ねてなんぼだと思うんです。

必ず失敗する癖って個々にあると思うので、まずはそこを知ることからが上達への一歩です。
「どこが苦手か、じゃあこうしよう」と、ひとつずつ失敗を成功に変えていけると、自信もついてきますよ!
あなたも諦めずに何度もチャレンジしてみてくださいね。

【ホルベイン24色】混色なし!海を描くときのおすすめ厳選カラー

初心者さんが「色の濁り」を100%防ぎ、一発できれいな南国の海や深い海を表現するために、ホルベイン24色セットから厳選した3つの青をご紹介します

【私がホルベイン透明水彩24色セットを愛用している理由】

発色と伸びの良さに加え、24色あれば大抵の絵が描けてしまうからです!
プロから初心者まで愛用者の多いホルベインはコスパも良く、初心者さんにとっても気軽に始めやすいのが魅力ですね。

耐光性にも定評があり、色持ちも安定しています。
優しくもあり発色の安定したホルベインは、プロ認定の「初心者さんに一番おすすめの絵の具」です。

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澄んだ空と浅瀬の表現には「コバルトブルー」を味方にする

突き抜けるような青空や、太陽の光が差し込む明るい浅瀬には「コバルトブルー」をそのまま使いましょう!
この色は単体で非常に発色がよく、クリアな透明感を持った空や南国の海を表現するのに最適なカラーです。

コバルトブルー(コバルトブルーヒュー)は特に、薄くすると透明感のある仕上がりに、濃くすると深い色にと、ひとつの絵の具だけでコントラストが豊かに表現できるので大変使いやすいですよ。

深い海の奥ゆきは「ウルトラマリンディープ」で一発決定!

水平線に近い奥の海や、水深の深い場所の表現には「ウルトラマリンディープ」が非常に優秀です。
少し紫がかったこの深い青をそのまま置だけで、黒や茶色を混ぜなくても、一瞬で海の奥ゆきと立体感が生まれます。

影や波のニュアンスをオシャレにする「プルシャンブルー」

波の影や、少し冷たい海のニュアンスを出したいときの隠し味として「プルシャンブルー」を準備しておきます。
非常に濃厚で力強い青ので、水の量を少なくして濃いめに使うことで、画面全体のコントラストをキリッと引き締めてくれます。

プルシャンブルーは「締め色」には本当にピッタリなカラーです!
少ない水でもグッと濃く発色してくれるので、私は普段の制作でも、影色や動物の瞳などによく使っています。

太筆1本で感動の透明感!みずみずしい海を描く簡単4ステップ

ここからは、実際に1枚の海のイラストを描く手順を解説します。
今回も、水含みがよくて筆先がピタッと尖る「ホルベイン ニューリセーブル20号」の太筆1本だけで仕上げていきますよ♪

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ステップ1:水平線と波の形を鉛筆で薄く下書きする

まずは鉛筆(HやHBなどの薄いもの)で、画面の上から3分の一あたりに「水平線」をまっすぐ一本引きます。
そして、手前に広がる波しぶきは大まかなシルエットとして、薄く斜めに下書きしておくと全体のバランスが分かりやすくなりますよ。(※今回は下書き段階ではあえて描かずに進めました)

ステップ2:マスキングを活かして、空と海を別々に塗る

まずは上の「空」から塗っていきます。
空のスペースを、ベースとなるコバルトブルーを「極薄ーく溶いた水」で濡らし、乾かないうちに少し濃く溶いたコバルトブルーを優しく馴染ませてグラデーションを作ります。

次に、マスキングの「下」の部分に砂浜を塗っていきます。
ここは「イエローオーカー」を使い、下から上に向かってだんだん薄くなるグラデーションを意識して塗ると自然に仕上がりますよ。

空と砂浜が完全に乾いたらマスキングテープを剥がし、今度は空と海の境界線の「空側」にマスキングテープを貼り直します。
そして、下の「海」のエリアに、コバルトブルーを手前に向かってグラデーションになるように塗っていきましょう。先ほど塗ったイエローオーカーの砂浜の上にそのまま重ねて塗ってOKです!

💡【グラデーションを成功させる一番のコツ】

後からのせるときの筆の水分量を、いかにうまく調節できるかにかかっています。
水が多すぎると「バックラン」や意図しないにじみが発生してしまい、恰好悪くなってしまいます。

また、何度も筆を往復させると紙が傷み、綺麗なグラデーションになりません。
濃い色と薄い色の境目を「ぼかす」のは、2〜3回程度までに留めておきましょう!

ステップ3:絵の具が乾く前に「濃い青」をにじませる

ベースの海(コバルトブルー)が完全に乾いてしまう前に、パレットにある「ウルトラマリンディープ」や「プルシアンブルー」を準備します。
完全に乾いてから重ねるのではなく、ベースがしっかり濡れているうちに、水を少なめにして絵の具を濃く溶いた影の青をぽんぽんと置いていきましょう。

このとき、多少ムラになってもそれが波のリアルな「味」となります。
気にせずどんどん進めましょう!

ステップ4:白ペンを上手に使って、美しい波しぶき(白波)を表現して完成!

水彩画では波しぶきを「紙の白」として塗り残すのがプロの技ですが、初心者さんの場合は白く残すこと自体がかなり難しいと思います。
そこで、ここは潔く塗り残すのは諦めましょう!

上から白ペンやアクリルガッシュなどで波しぶきを描き加えれば、一気に難易度が下がって格グッと描きやすくなりますよ♪
今回は、私もよく使っている「ユニボール シグノ」の太字白ペンを使用しました。

手前は太めに描き、奥に行くにしたがって細く繊細に、ときには途切れるようなイメージで描くと、それだけで一気に「それっぽい海」が完成します!

💡【あーちゃん流:マスキングテープを綺麗に扱うコツ】

空と砂浜を塗ったら、必ずドライヤーか自然乾燥で「完全に乾いたこと」を確認してから海の工程に移ってください。
一見乾いたように見えても中まで乾ききっていないことがあり、その状態でマスキングを貼ってしまうと、紙どころかせっかく塗った絵の具までダメになってしまいます。

また、マスキングテープの粘着力が強い場合、剥がすときに絵の具や紙を持っていかれてしまいます。
念のため、あらかじめ何度か綺麗な机などにマスキングテープを貼っては剥がしを繰り返し、粘着力を弱めておくのがプロの知恵です。

剥がすときは、完全に乾ききった状態になってから、「斜めに滑らせるように」剥がすとうまくいきますよ。
(※私も何度も失敗しました!言葉では伝えにくいので、動画を載せておきますので参考にしてくださいね。くれぐれも勢いよく剥がしたり、平行に引っ張ったりしないように気を付けてください!)

※動画作成中です。しばらくお待ちくださいね♡

さらにプロっぽく!リアルな質感を出すための3つのコツ

4ステップの手順に加えて、次の3つのポイントを意識すると、初心者さんの海が一気にプロっぽくレベルアップします!

コツ1:一番のスパイスは手前と奥の「明暗のコントラスト」

水彩画で海を生き生きと見せる最大のコツは、手前の白い波と、そのすぐ奥にある影の「メリハリ(コントラスト)」です。
ステップ3で入れるウルトラマリンディープやプルシアンブルーの影は、恐れずにしっかり濃く置いてみてください。

この強い明暗のコントラストがあるからこそ、白い波が海面からグッと浮き出て、立体的に押し寄せてくるように見えるのです。
また、白い波のすぐ下にスッと影を入れるのも、リアルに見せるちょっとしたコツですよ。

コツ2:砂浜を描くときは透明水彩の「重ね塗り」を活かす

海岸の砂浜を描くときは、薄い茶色(イエローオーカーなど)を先に描いて完全に乾かしておきましょう。
その上から海の色を重ねることで、透明水彩の魅力である「下の色がうっすら透けて見える」状態になり、最高におしゃれな仕上がりになります。

波の下はうっすら色がついている程度で十分ですので、ここも綺麗なグラデーションを意識してみてくださいね。

コツ3:水平線は「まっすぐ・くっきり」描くと一気に画面が引き締まる

海の背景となる水平線がガタガタと曲がっていると、それだけで絵全体が不安定な印象になってしまいます。
マスキングテープを活用すれば、初心者さんでもガタガタすることなく簡単にまっすぐな線が描けますので、恐れずに色をのせましょう!

特に、締め色であるプルシアンブルーを「濃く、はっきりと」描くことを意識すると、一気にコントラストが高まり、画面がグッと引き締まっていい感じに見えますよ♡

💡【あーちゃん流:砂浜の色選びと筆ブレを防ぐ手の固定法】

砂浜は、イエローオーカーの代わりに「イエローグレイ」で代用しても素敵です。
イエローオーカーのほうが黄みが強く、イエローグレイのほうが青みが強いので、イエローグレイを選ぶと落ち着いた大人っぽい仕上がりになります。単色使いが一番簡単でおすすめです!

また、水平線をブレずに描くための筆の動かし方は、脇をしっかり閉めて、机に腕を固定し、手首を横にスライドさせるように動かすとブレずに真っ直ぐ描きやすいです。

じつは私がよくやらかしてしまったのですが、鉛筆で文字を書くときのように、紙に小指の付け根をべ当たり乗せてしまうと、せっかく塗った絵の具を引きずって汚してしまいますので注意してくださいね!

まとめ:パレットの綺麗な青を活かして、瑞々しい海を描いてみよう!

水彩画で描く「海」の表現、いかがでしたでしょうか?

最初は難しく感じるかもしれませんが、次の4つのポイントを意識すれば、初心者さんでも色が濁らずに驚くほど瑞々しい海が描けるようになります

・海を細かく描こうとせず、広いグラデーションとして捉える
・澄んだ空や浅瀬には「コバルトブルー」をそのまま主役に使う
・乾く前に「水分の少ない濃い影の青(プルシアンブルーなど)」をにじませる
・初心者は無理に塗り残さず、「白ペン(シグノ太字)」で波を簡単に描く

「主役は海、空は雲を描かずに薄くして引き立てる」といった、ちょっとした引き算の意識を持つだけで、誰でもそれっぽいオシャレな北欧風アートに仕上がります。

風景画の主役として誰もが憧れる海。
まずは小さなポストカードに、自分だけの美しい青の世界を優しく描くことから始めてみませんか?

ここまでご覧くださりありがとうございました!
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あーちゃん
あーちゃん

それでは次回もお会いしましょう。あなたらしくわたしらしく~

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